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静かな空間を求めて、ノイズキャンセリングヘッドホンを買う!

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無音の空間が欲しいと思った事はありませんか?
贅沢な悩みかもしれませんが、わが家はとても賑やかな環境です。

音楽を聴きながらブログを書こうと思ったとき、まわりの音が気になって集中出来ないときがあります。

そんな時に役に立つのが「アクティブノイズキャンセリング機能」を搭載したイヤホンやヘッドホンが便利です。

音楽を聴かなくても無音空間が得られるのでとても便利に使うことができます。
今回はヘッドホン「EDIFIER W820NB Plus」を使用して「アクティブノイズキャンセリング機能」を使って無音空間を得られるかを試します。

また耳のトラブル(外耳炎など)にお悩みの方にもヘッドホンはイヤホンよりも耳に優しく音楽を楽しむ事ができます。
私はヘッドホンを使用する事で耳のトラブルとは無縁になりました。

なぜ無音にすることができるのか

まずはどうやって無音になるのかを簡単に説明します。
とはいえ技術的なことを詳しく書いてもつまらないと思いますので、簡単にわかりやすくしてみようと思います。

無音にする方法は大きく二つの方法があります。

ひとつは耳栓をして音を聞こえなくすること。
物理的に音が耳に入らないようにするわかりやすい方法がひとつ。

もうひとつは音波を打ち消す音波を発生させて相殺すること。
耳の中の鼓膜はいろんな周波数の音波を受け止めて音を認識しますが、音波を打ち消すことで鼓膜を振動させなくすると音が認識出来なくなるようです。

この理屈では+2の音波に-2の音波をぶつけると0になるという少年マンガの必殺技みたいな方法で無音化しています。

この必殺技が「アクティブノイズキャンセリング」と呼ばれる技術です。
「アクティブノイズキャンセリング機能」を搭載している製品は無音化に優れた製品であると憶えてもらうと良いかと思います。

製品のなかには間違えやすい表記をしている物もあり、ハンズフリー通話でのみノイズキャンセリング機能が有効になる製品があります。

こちらは「CVCノイズキャンセリング」の言われる通話用のノイズキャンセリング機能で、ハンズフリー通話をしているときに自分の声を相手に聞こえやすくする機能です。

通販サイトでは安価な製品に「ノイズキャンセリング」を謳った製品が販売されていますので購入の際は注意してください。

アクティブノイズキャンセリング機能を搭載する製品は高い

「アクティブノイズキャンセリング機能」でノイズを打ち消すことがわかりましたが、この機能を搭載している製品は高額です。

音にこだわるイヤホンやヘッドホンは昔から高額で、この世界に足を踏み入れると散財すると言われていました。

有名どころのヘッドホンは5万円以上する商品も多く、一番売れていると言われるAppleの「AirPodsPro」は税込39,800円です。

さすがに気楽に購入できる金額ではないと思っています。

一般的にはヘッドホンやイヤホンに10,000円でも高額であると私は考えていますので、10,000円以下で購入できる製品を選んで購入しようと思います。

購入コンセプトは「すぐに壊れず使い込めるコスパの良い製品」です。

その条件で候補にあがったのが次のヘッドホンです。

①Anker  Soundcore Life Q30 約8,000円(税込)

②Edifier  W820NB Plus 約10,000円(税込)

どちらもAmazonでは売れ筋商品であり、8,000円程度で購入できるコスパが非常に良いと製品として選択しました。
W820NB Plusは20%OFFクーポン付きなので両製品はほぼ同額です。

本来であれば②のEdifier製品はW820NBが8,000円程度で販売されており、Anker Soundcore Life Q30の競合製品ですが、W820NB Plusになったことで【LDAC対応】になり超高音質な無線ハイレゾ再生に対応しました。(Android限定です)

音質はどちらの製品も好評ですが対応コーデックに違いがあります。
コーデックとは無線でデータを送る時に使用する規格名で、送信できるデータ量に違いがあるため音質に影響が出る可能性があります。

上記製品で対応コーデックを調べると
①Anker Q30        【SBC】【AAC】
②Edifier W820NB  Plus  【SBC】【LDAC】

【SBC】はBluetoothオーディオの基本コーデックです。
【AAC】はApple製品が採用するコーデックです。
【LDAC】はAndroid系が採用するハイレゾ再生の為のコーデックです。

こんな感じでほぼ機種依存なので使っているスマホで選択してください。

【LDAC】対応はAndroidかつハイレゾしか恩恵なし

同一条件で違いを体験することは難しいのですが、個人的感想で言えば
【SBC】⇒少し良い⇒【AAC】⇒圧倒的違い⇒【LDAC】
といったふうに変化があります。

とはいえ、【LDAC】が本領を発揮するのはハイレゾ音源再生時だけです。
ハイレゾ音源はメガ~ギガ単位のとんでもないデータ量を使いますので、スマホ本体にダウンロードして使わないとパケ死する規格ですが超高音質。

そのためストリーミング再生をするサービスがメインであれば【LDAC】は気にしなくて良いと言えますし、自宅のWi-Fiで使う機会が多いのであれば音質向上を体感できる【LDAC】対応製品はアリです。

私の場合はSpotifyを利用していますが、Spotifyは現在ハイレゾ相当の音質でサービスを提供していませんので【SBC】と【LDAC】の違いは体感できなかったです。

ただAmazonPrimeミュージックの高音質版AmazonMusicHDを【LDAC】で聴いた場合の音質の違いは震えるくらい違います。

つねにストリーミング再生という方は【SBC】音質で十分だと思います。

Edifier  W820NB Plusは無音環境を提供してくれます

最終的に選んだのは「Edifier  W820NB Plus」です。
私の使っているスマホがAndroidだったので【LDAC】対応の本製品はとても魅力的でした。

購入価格はクーポン割引きを利用して7,648円(税込)
クーポン割引き施策が用意されているのも選択した理由のひとつ。

実際に届いた「Edifier  W820NB Plus」ですが、質感は良く安っぽい感じはまったくありませんでした。

コンパクトに折りたたむことができるのも特徴のひとつです。

さっそくノイズキャンセリング機能を利用してみますと、いつものリビングが図書館にいるような静けさに。
かなり効果的にノイズキャンセリング機能が働いています。

人の声は耳に届きますので呼ばれても気付かないことは無さそうですが、会話の内容までは完全に聞き取ることは難しい気がします。

これだけの性能があれば音楽を再生せず無音状態を楽しむ事もできそうです。

ただノイズキャンセリング機能を搭載したヘッドホンあるあるですが、使用後に微妙な聴き疲れ感があります。
無音を再現するために逆位相の音を発するからだと思いますが、この独特な感覚は気になる人は気になるかもしれません。

ノイズキャンセリング機能はオン・オフできる以外にアンビエントモード(外音取込モード)が用意されていますが、これはヘッドホンの弱点である外音をあえて再生することでヘッドホンをつけたままでも会話をしたり環境音を聞くことができます。

アンビエントモード(外音取込モード)では取込レベルを調整することもできます。

このヘッドホンを購入する以前にGEOで販売している激安ノイズキャンセリングイヤホン「HT03」を所有していたのですが、それとは明らかに静音具合が違います。
「HT03」はノイズキャンセル中にも微妙な極小ノイズが出ていたのですが、「Edifier  W820NB Plus」はそういった極小ノイズも感じません。

この特性なら音楽を再生しなくても無音空間を楽しむ事ができます。

音質はバランス良く不満無し

肝心の音質ですが、私の感性が貧弱なので詳しく説明することはできません。

素人耳で感じるのはバランスの良い音で、イヤホンでありがちな低音がボンボン響くような感じもなく聴きやすいです。

メインの使い方はスマホを利用したストリーミング再生です。
サービスは主にSpotifyを使っていますが、【LDAC】の本領を発揮するためにはSpotifyでは役不足のようで、Amazon Music UnlimitedのHD音質を利用したばあいは聞き惚れてしまうだけの音場を再現してくれます。

イヤホンを利用していたときはストリーミング再生の音質まで気にはなりませんでしたが、「Edifier  W820NB Plus」を使用すると音質の設定が気になるようになりました。

素人耳でも音質の違いがわかるようになるので、この価格で買える製品としては良い音質と性能を持っているのではないかと思います。

すこし手間だなと思ったことですが、イコライザなど音質を変更したい場合はアプリを使わないと設定が変更できません。

購入当初はこの設定を保存することができず毎回設定する必要がありましたが、いつのまにか設定を保持してくれるようになったのは有り難いです。

音量や再生と停止に加えてノイズキャンセリングモードの変更は本体のボタンで切替えすることができました。
ここは使いやすくて良いですね。

装着感は圧迫感がなく調整もスムーズに動きます

音楽視聴で一番大切なヘッドホンの装着感ですが、これはとても良いと思います。

装着し続けていても圧迫感もありませんし、耳の位置調整機構も安っぽい感じはありませんでした。

耳に触れるイヤーパッドと頭に触れる部分のパッドの素材は同一で、やさしい感触で耳を覆ってくれます。

しかし通気性までは確保されていませんので、長時間の使用でムレ感はあります。
暑い季節の長時間使用は難しいかなと思いましたが、エアコンの効いている部屋限定ですかね。

これはヘッドホンの宿命でもありますが、高価なものは違うのかもしれません。

耳のトラブル防止にもヘッドホンはオススメです

余談にはなりますが私の体験談を。
今回「Edifier  W820NB Plus」を購入する以前に耳のトラブルに悩まされていました。

本文の途中でも記載しましたが、GEOで購入した「HT03」の性能が意外と良くてずっと愛用していました。

ところがある日から耳のかゆみが発生し、しまいには耳だれという外耳の炎症が原因で体液が出てくる症状に悩まされることになりました。

こうなってしまうとイヤホンを使うどころか日常生活にも影響が出てきます。
しばらく病院に通院 ⇒ 回復 ⇒ イヤホン使用で再発

こんなことを繰り返しており、イヤホンを使うことをあきらめました。
カナル型のイヤホンを使うと発生し易いようで、現代ではわりとよくある症例だそうです。

イヤホンを使用せず骨伝導イヤホンを使うことでこの問題は解決しましたが、骨伝導イヤホンは外音を遮断することはできないのでヘッドホンを使ってみることになりました。

直接耳にいれないヘッドホンは耳の弱い私でも使うことができる有り難い商品です。
外で使うのは抵抗がありますが、自宅で自分の好きな音楽に没入できるヘッドホンはとても良い商品だとあらためて感じました。

もし同じような症状で悩んでいる人は音楽視聴にヘッドホンを検討してみてください。

Edifier  W820NBは性能と価格がちょうどよい製品でした

「Edifier  W820NB Plus」のまとめです。

10,000円以内で購入できるノイズキャンセリングヘッドホンとしてはオススメの製品であり、できることならクーポンや割引きを使って8,000程度で購入できればそうとう満足度が高い買い物になるでしょう。

使っているスマホがAndroidであれば「Edifier  W820NB Plus」を検討して下さい。
ハイレゾ音源を再生したときの感動はやはり別物で、これを知ってしまうと普通のコーデックでは満足できなくなります。

ハイレゾのデメリットはデータ通信を利用したストリーミングではパケ死します。
ダウンロードするにも本体ストレージが圧迫されますので、割り切ってストリーミング再生のみ使うのであれば「Edifier  W820NB」の方が安価に購入できます。

Spotifyで音楽視聴している場合【LDAC】と【SBC】のコーデックで音質の違いは体験できませんでした。

iPhoneを使用しているのであれば【AAC】コーデックを採用している「Anker Q30」を検討するのも良いかと思いますが、音質はビットレートなど他に影響する部分もありますので【SBC】と【AAC】の差は自分の耳ではわかりませんでした。(同一条件での視聴がむずかしいです。)

装着感は良好で、1~2時間装着していても窮屈さは感じません。
ノイズキャンセリング機能を上手く使って作業用にも使えるヘッドホンでした。

もちろん家族の呼びかけに反応できる程度に外音は聞こえますからご安心を。

使用して2週間程度のレビューですが、他にも気付きがあれば追記していきたいと思います。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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