iPhoneでミラーリングを考えている人必見!
サンコーの「HDMIビデオ出力アダプタ for iPhone」を購入してみました。
iPhoneのアクセサリー商品はOSアップデートで使えなくなることもあるので、基本的には純正品を使うのがお約束。
そのお値段は7,980円(税込)という安価ではない価格ですが、安心を求めて純正を選ぶひとがほとんどではないかと思います。
ところがAppleの純正品にも欠点がありまして、とにかくLightningケーブルの長さが短い。
iPhoneの近くにアダプター本体が存在するので配線が集中します。
これがどうにもスマートじゃないんです。
じつはこれを解決してくれるのもサンコー製品の良いところ。
今回はそんな悩みを解決してくれる「HDMIビデオ出力アダプタ for iPhone」を紹介したいと思います。
サンコー「HDMIビデオ出力アダプタ for iPhone」は激安だぞ!
今回紹介する「HDMIビデオ出力アダプタ for iPhone」の値段は、なんと2,600円(税込)!
Apple純正品と比較すると、かなりお買い得な価格設定になっています。
私はサンコーさんのセールでこの商品を購入しましたが、あれば便利くらいの気持ちで購入していました。
iPhoneの画面をミラーリングする必要もなく、その時はただお買い得なので買っただけです。(笑)
商品はすぐに届き、動作チェックをかねて作動させることに。
iPhoneとテレビを接続してミラーリングを試しましたが、その時はちょっと動きがギクシャクしていたのを憶えています。
理由はよく分からなかったのですが、使い道も決めていなかったのでそのまましまい込んでいました。
車でミラーリング環境を構築する!
しかしそこから私の生活環境が大きく変化し、愛車のナビはディスプレイオーディオに変更することになりました。
取付したのはパイオニア製のDMH-SZ700というオーディオですが、この機種は外部入力としてHDMI入力端子を備えています。
実はDMH-SZ700にはブラウザを搭載しており、Wi-Fi環境を構築することでYouTubeを視聴することが可能なオーディオです。
そのためミラーリング環境を作る必要はなかったのですが、YouTubeのブラウジングはスマートフォンで操作した方が快適と言うこともあり、せっかく搭載されているHDMI入力を使ってミラーリング環境を構築することにしました。
そこで思い出したのが「HDMIビデオ出力アダプタ for iPhone」です。
眠っていた本製品を引っ張り出して作動テストをすると、とても快適に動いてくれました。(ちょっと想定外でした。)
初期の動きはなんだったのか?
本体ファームウェアのアップデートも可能
理由はいくつか考えられますが、一つはiOSのアップデートをしていたこと。
購入してから2回程度はあったと思います。
もうひとつは「HDMIビデオ出力アダプタ for iPhone」にもアップデート機能が搭載されているので、ファームウェアのアップデートで改善された可能性もあります。
スマートフォンのUSBテザリング機能を利用したアップデートですが、実施してみたものの成功したのかどうかよくわかりません。
しかし現状でうまく動いてくれればそれで良いのです。
参考として、うまく作動している私の環境は以下の通りです。
使用端末 | Apple iPhoneSE(第1世代) |
端末OSバージョン | iOS 15.6 |
HDMIビデオ出力アダプタのファームVer. | 5.22.00 |
Lightningケーブルの長さを自分で選べるので車載向き
iPhoneのミラーリングにおいて、使用上の問題になるところです。
Apple純正品は、アダプター本体の設置に制限が出てしまうことでした。
Lightning – Digital AVアダプタは本体から伸びているLightningケーブルの長さが短いために、スマートフォンの操作を考えると延長ケーブルが必要になります。
しかしサンコーの「HDMIビデオ出力アダプタ for iPhone」は、iPhone側の接続ケーブルを別途用意する必要はあるものの、USB-typeAのコネクタに接続出来るケーブルであれば好きな長さのケーブルを使うことが出来るのです。
伝送ロスを考えると極力短いケーブルを選択した方が有利ですが、一般的に販売されている長さであれば問題ないかと思います。
私は2mのケーブルを使用しましたが、動作に問題はありませんでした。
この仕様のおかげで、見えるところはケーブルのみにすることが可能になりました。
見た目にもごちゃごちゃしがちなアダプターとUSB電源はすべてグローブボックス内に収納しています。
ミラーリングで何ができる?
iPhoneをミラーリングすることで何ができるようになるのか?
ミラーリングはスマートフォンの画面をそのままディスプレイに映し出すことができる機能なので、一般的にはプレゼンテーションに使ったり、撮影した写真や動画を大きなモニターで映すような使い方をします。
そしてミラーリングが一番本領を発揮するのは動画再生です。
YouTubeは問題なく再生可能
アプリによって動作に違いはあるとは思いますが、YouTubeの場合はディスプレイ側で動画を再生画面に、スマホ側はオススメ動画を表示するサムネイル表示となります。
YouTubeプレミアムの会員であれば、スマホの画面をオフにしていても動画の再生を継続できますので便利さがアップします。
YouTubeはTV放送と同じように短時間で視聴できる動画が多いコンテンツです。
データ通信量も動画としてはかなり少なめで、環境に応じて画質を設定できる(データ通信量も節約できる)ような配慮もされています。
ドライブ中の娯楽としては最適ではないかと思いますので、YouTubeを利用するならYouTubeプレミアムは申し込んでおいて損はないサービスですね。
「Netflix」「Prime Video」は映像出力不可
「Netflix」や「Prime Video」などの動画配信サービスに関しては、著作権の関係からミラーリングに制限がかけられているようで、動画の再生ができない仕様でした。
アップル純正品を使うことでこの問題は解消できるようなので、「Netflix」や「Prime Video」を視聴したいなら純正品しか選択肢はありません。
映画を車内で楽しむにはAmazonファイアスティックなどを利用する方法もありますが、Amazonファイアスティックは常時電源オンが前提の製品なので、頻繁にON・OFFを繰り返す環境では起動時間に問題を抱えます。
気軽に構築できる環境ではなくなりますので、お手軽さで言えば本製品「HDMIビデオ出力アダプタ for iPhone」に優位性があります。
車でYouTubeを見たいのなら最安の選択肢
今回のように、車でミラーリング環境をととのえるのに「HDMIビデオ出力アダプタ for iPhone」はとても使い勝手の良い製品でした。
しかし利用方法はYouTubeのみという限定的な使い方になってしまいます。
純正オーディオシステムにもHDMI入力端子を備えている車種が増えてきました。
HDMI入力端子つきの車に乗っていて、利用しているスマホがiPhoneであれば、本製品を購入することでiPhoneでミラーリングすることが可能になります。
お買い求めやすい価格なので、ミラーリングを試してみるのには最適な製品だと思います。
実際にミラーリングを実現するには、本製品の他に以下の製品が必要になります。
・オーディオ接続用HDMIケーブル 2m(typeA→typeA)
・電源用USBケーブル 0.5m(typeA→microB)
・電源用USBポート
・iPhone接続用Lightningケーブル 2m(itypeA→Lightning)
それぞれの長さに関しては、ご利用になる環境に応じて変えてみて下さい。
とくにLightningケーブルに関しては、ミラーリングしているときはiPhone側で操作する必要がありますので、手元まで伸ばせるだけの余裕をみたほうがよいですね。
サンコー製「HDMIビデオ出力アダプタ for iPhone」はサンコーの販売サイトから購入が可能です。
「HDMIビデオ出力アダプタ for iPhone」は直販サイト限定商品です。
この商品について、もっと情報を知りたい方はボタンリンクから公式ページへ移動することができます。
時間帯に左右されるテレビ放送と違って、自分の興味あるコンテンツが次々再生されます。
移動中のYouTube視聴は同乗者も退屈しないので非常にオススメですよ!
車にHDMI環境をお持ちの方なら、「HDMIビデオ出力アダプタ for iPhone」を使ってお得にミラーリング環境を整えちゃいましょう!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。