ランニングを始めたときに悩まされる足の痛みはつらいですよね。
翌日、翌々日くらいまで痛みが引いてくれれば良いですが、痛みが残っていると「明日にしようかな・・」と思ってしまう。
そうやって一度先延ばしにしてしまうこと、ありませんか?
一度そう思ってしまうとふたたび習慣にするのはとても難しい。
でもちょっとしたことでこの痛みを軽減することができるんです。
足の痛みがでなくなれば、走ることを習慣にすることは難しいことではなくなりますよ。
足の痛みはシューズで改善できるかも
私がランニングを始めてから3年近くが経過しています。
学生時代は運動などまったくせず、ひたすらインドアな趣味に没頭してきたおかげで走ることはとても苦手でした。
そんな私がランニングを趣味として、いまだに飽きることなく走ることを続けています。
もともと走ることが嫌いだった私ですが、今は走ることが自然です。
始める前までは、ランニングを趣味としている人の気持ちがまったく理解できませんでしたが、じっさいに走り込んでいる人にいろいろ教えてもらったことがありました。
走る楽しみを知るために「まずは良いシューズを買ったほうが良い」ということです。
走り始めることはとても簡単ですが、体ができあがるまでは筋肉や関節がとにかく痛いことがつきもの。
こんなものだと思っていましたが、教えてもらった通りにランニング用のシューズを使ってみると、驚くほど足の痛みが減ったのでした。
いやな衝撃はシューズで吸収可能できる
Photo by Bruno Nascimento on Unsplash
ランニングの楽しさを知るために、まずは良いシューズを買いましょう。
シューズなんてなんでも良いと思っていましたが、使ってみてびっくりするくらい違いがありました。
結論から言えばしかるべき準備をしていないからそうなったわけで、「走ること」をカンタンに考えてしまっていたからの結果だったのです。
ここで私の失敗談を書いてみます。
ランニングを始めようと思ったあの時、走ることなんてちょっと運動しやすい服装であれば問題ないだろうとうごきやすい服を選択。
シューズに関しては何も考えずに運動ができそうな無難なシューズを履いて走り出しました。
当然走り慣れていないこともあり、走っている最中に足が痛い。
さらに翌日には足全体が痛くなって、歩くのもつらい筋肉痛?に悩まされます。
最初だからこんなものかなと思いつつ、痛みが引くまで休んでまた走る。
筋力がつくと楽になるのかと思っていましたが、走っている最中の痛みに変化はなし。
ここではじめて間違ったことをしていると考えました。
せめて痛みがない状態で快適に走りたかった私はランニングの先輩に相談してみたのです。
先輩はまず専用のシューズを買うことをオススメされたのでした。
「さすがにランニングシューズくらいは買いましょうよ」って言われて、そんなに違うんですか?って聞いた自分を思い出すと恥ずかしい・・。
ランニングシューズを買いに行こう
これは「スーパースポーツゼビオ」さんの「ランニングシューズ一覧」 です。
はっきり言って数が多すぎて、なにを選べば良いかわかりませんでした。(汗)
素人なので当然ですが・・
ランニングシューズなど、身につける物はお店で買うほうが良いです。
同じサイズでもメーカー毎に特色がありますし、やはり実際に履いてみるのが一番です。
しかし初心者だとなかなか店舗まで行くのも気が引ける。
店員さんに聞くのもちょっと恥ずかしい・・という悩みも。
じっさいに私もお店に行ったときはそうでした。
なぜが周りの人がみんなガチランニング勢に見えてしまうのです。(実際はそんなことないですが・・)
なので購入前には「ランニング特集ページ」 などを読んでおくと参考になると思います。
そんな私が購入したのは「ジョギング用シューズ」です。
足に衝撃がこなければ快適に走れそうなので、衝撃吸収性能を一番に考えると「ジョギング用シューズ」が快適に走れそうです。
走るペースもそんなに速くないからちょうど良いかもってな感じです。
購入したのは「adidas」のBounceがついた「ジョギング用シューズ」。
目標タイム毎に選択する「マラソン用シューズ」は速く走れますが、靴底の厚みがあまりなくて初心者向けではなさそうでした。
タイムを狙う「マラソン用シューズ」はもうすこし走り方を憶えてから、さらなるステップアップを狙うときに買うことにします。
ジョギングシューズは衝撃吸収が良い
「ジョギング用シューズ」の性能は素晴らしく、いままでの痛みがなんだったのかと思うくらいに快適に走れました。
ゆっくりとしたペースで走りつつ、足裏全体で着地するようにするとシューズがうまく衝撃を吸収してくれます。
快適に走るにはある程度の出費は必要なんだなと痛感した出来事でした。
お金をかけないことをポリシーとしていましたが、ここまで違いがでるのなら安いものです。
ちなみに、走ることになれた今でも長距離をのんびり走りたいときは「ジョギング用シューズ」で出かけるようにしています。
スピードは速くありませんが、ダメージが残りにくいのでとにかく長距離走が楽しい!
シューズでダメージを軽減できる事実。
この体験があったからこそ、いままで走ることを続けてこられたんだなと改めて感じます。
シューズの種類でタイムは激変します
Photo by Greg Rosenke on Unsplash
疑問に思ったのが、「マラソン用シューズ」と「ジョギング用シューズ」の違いです。
その違いを体感したかったので、初めてのシューズを購入してから1年後に、念願の「マラソン用シューズ」を購入してみました。
「NIKE」のズーム ライバル フライというシリーズですが、レース用というより練習用という位置付けの製品です。
実際につかってみた感想ですが、まず走る姿勢が変わります。
シューズのつくりが自然と前傾になるように工夫されており、ジョギング用シューズとは違ってあきらかに蹴り出しやすいです。
靴底の工夫でつま先が曲げやすい構造になっているようで、姿勢を矯正してくれる感じがあり、自然と前に進みます。
この効果は抜群で、走るペースがあっさりと0:30~1:00秒/kmは速く走れるようになりました。
やはり専用シューズはすごいと思わされる結果でした。
「ジョギング用シューズ」を使っているときに速く走ろうとすると、なかなかタイムを短縮できなかったことを考えると驚きの結果です。
そしてこの走り方ができると、余計な衝撃が減るようです。
厚い靴底にたよらずとも、衝撃を別の方向に逃がしているような感じがします。
あなたの目標が「速く走ること」であれば、はじめから「マラソン用シューズ」を選んでおいて慣れていくのも正解だと思いました。
ランニングを楽しくするならシューズに投資しよう
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ランニングを楽しむためには快適に走れることが一番大事です。
息苦しさに関してはペースを落としたり、休んだりすることで回復ができます。
しかし足の痛みが出始めると辛いだけではなく、帰ることすら困難になる可能性がありますから深刻です。
足の痛みの原因として筋力不足やストレッチが不十分なども考えられますが、良いシューズを買うことでかなり軽減できることは間違いありません。
もし同様の悩みがあるのであれば、今すぐランニングシューズを購入しましょう。
「続かなかったらどうしよう」とか「なるべく安価に済ませたい」という気持ちがあるのもわかりますが、痛みが原因で好きになれる機会を失うのは本当にもったいない。
自分に「ランニングを続ける」覚悟を決めるためにも、そして「走ること」を好きになるためにも、ランニングシューズに投資することは大事な一歩だと私は実体験で感じました。
「ランニング」という趣味は、健康にも良くて投資が少ない素晴らしい趣味です。
思い立ったらすぐに始めることができるお手軽さも、長く続けてこられた理由の一つだと私は思っています。
継続して続けることで、年齢を重ねてもずっと自分の足で移動し続けられる筋力を手に入れましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。