走ることが嫌いだった私が、3年もランニングを継続できています。
ランニングを続けていくために必要な「やる気」を作り出してくれたのは、毎日の進歩を実感することなのですが、そのお手伝いをしてくれるガジェットがスマートウォッチ。
スマートウォッチはランニングの軌跡を記録してくれるので、走り終わった後にペースや心拍数や勾配などを確認することができるのです。
自分の頑張りをあとから確認することはモチベーションアップにつながります。
高価な製品を買う必要はありませんが、GPSを搭載したスマートウォッチを選ぶ必要があります。
モデルは古いのですが、安価に売られている「Amazfit GTR」をランニングに使ったときの感想を書いてみました。
スマートウォッチをランニングに使う理由
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スマートフォンも高性能なGPSロガーとして使えます
GPS機能を搭載している「スマートウォッチ」は高性能なGPSロガーとして使えます。
GPSロガーとは、自分の歩いてきた(走ってきた)経路を位置データとして残しておくことができる機能で、アプリと連動することでナビゲーションの軌跡のように足跡を残すことが可能になる機能のことです。
GPSロガーの説明で、「それってスマートフォンでできるよね?」と思ったあなた。
じつはその通りで、ランニングアプリをインストールしたスマートフォンでも代用することが可能なのでした。
実際に私もスマホで走行データを記録していたので、最初はそれで十分と思っていました。
むしろ性能だけで言えばスマートフォンの位置測定機能は非常に優秀なので、場合によってはスマートウォッチのGPS機能が負けることもあるくらいです。
求められるのは安全に情報を確認すること
ところが実際に使ってみると、ランニング中のスマートフォン操作はとても危険!
なので操作するには止まらないといけませんし、ポーチから取り出す時にスマートフォンを落としてしまうこともありました。
しかしスマートウォッチを身につけておけば、手首のかえしだけで現在の時間を確認することが可能になりますし、心拍計付きのスマートウォッチなら自分の状態を確認することもできるので安全にGPSの記録を残すことができます。
GPSで走った記録を残しておくと、位置データから高度や所要時間を詳しく分析することが可能になり、自分の成長がより確認しやすくなります。
これがとにかく面白くて、走った後のデータを確認するのが楽しみでした。
どんな人でも走り続けることで走破時間は縮まっていきます。
その結果を確認して、自分が速くなったことを実感することがランニングを面白くする一番の方法だと思います。
心拍数を把握することで運動負荷を変えられる
ほとんどのスマートウォッチには心拍計が搭載されています。
スマートフォンで代用している場合は使えない機能なので、心拍計測はスマートウォッチをオススメする一番の理由になりますね。
自分の心拍数を把握しておくことで体の負担が視覚的にわかるようになります。
個人差はありますが、無理をしている状態から、余裕のある状態の幅を把握しておくことで自由に負荷を調整することが可能になります。
軽い負荷の状態で走っていると、どれだけでも走れるような感覚になります。
逆に心拍数が高い負荷の状態では長時間走り続けることができませんので、どこかで心拍数を落として身体を休める必要があります。
この休める走り方を見つけられるかどうかでランニングの楽しさが変わってきます。
走ることになれてくると心肺機能が向上し、心拍数の上昇がゆるやかになります。
これも自分の成長を確認できる材料になりますので、いつものコースを余裕で走れるようになるのを実感するのはとても楽しい一時です。
コスパに優れたスマートウォッチで走りを楽しもう
さて、ここまでランニング用途にスマートウォッチを紹介してきましたが、私は初心者ランナーに過剰な性能のランニングウォッチは必要ないと考えていまして、そういった理由から一般的なGPS付きのスマートウォッチを使ってきました。
ただし必須条件としては心拍計を搭載していること。
これによって現在の心拍数を知ることが可能になり、今の自分がどのように走っているか、走れているのかを知ることができます。
とはいえ現状で心拍計を搭載していないスマートウォッチを探す方が難しいです。
ネット販売している激安スマートウォッチでも心拍計は搭載されていますから、普通の時計を選択しない限りは問題にはならないでしょう。
これらの条件を満たすスマートウォッチとして「Amazfit GTR」を選択してみました。
【2022年8月追記】
とうとう「Amazfit GTR」が在庫切れとなってしまいました。
依然と円安の状況なので、輸入品であるスマートウォッチの価格は上昇中・・。
後継品としては「Amazfit GTR2e」が候補になりそうですね。
「Amazfit GTR」について
それではAmazfit GTRについて紹介していきます。
AmazfitはHuamiが展開するブランドで、高性能なスマートウォッチを販売している世界屈指のメーカーがHuamiです。
日本に代理店ができてからは人気が急上昇していますが、日本での販売を心待ちにしていた人は多かったと思いますし、自分もその一人でした。
現在販売しているスマートウォッチの種類も豊富です。
・丸形が好きな人には「GTR」シリーズ
・角形が好きな人には「GTS」シリーズ
・もっとハードに使いたい人には「T-Rex」シリーズ
・気軽に使える「Bip」シリーズ
いろんな用途に合わせて製品を選択できるようになっています。
その中でも私は「Amazfit GTR」に注目。
丸型のデザインは日常で使用していても違和感が少なく、いかにもスマートウォッチ感が無かったのが好印象でした。
「Amazfit GTR」は違和感のない丸形デザイン
「GTR」シリーズはスポーツに特化しているわけではなく、どちらかといえば日常生活で使うことを想定したシリーズです。
服装を選ばないデザイン(無難とも言えますが)は安心感がありますし、「スマートウォッチ=Apple Watch」のイメージがありますから、Apple Watchとは違う丸形デザインでスマートウォッチを使いたいという要望に応えられてくれます。
スマートウォッチは盤面のデザインを自由に変更できますから、よりアナログ時計に近いデザインを選択できることができるのが丸形デザインの良さだと思います。
角形だとどうしてもスマートウォッチ風なデジタルデザインじゃないとしっくりこないのですが、丸形だとアナログ表示がマッチするので安心感があります。
丸形の「GTR」を選択している理由はただそれだけです。
その他にも「GTR」には大きさが二種類存在していて、直径が「47mm」「42mm」と2種類のサイズが用意されています。
基本機能に違いはありませんが、盤面のデザインとバッテリー容量に違いがあります。
特にバッテリー容量に明確な違いがありますので、私はスタミナ重視で「47mm」を選択しました。
実際に使ってみると標準的な大きさとはいえ、少し大きいかなとは感じています。
バッテリー持続時間が「24日間」のスタミナ設計!?
メーカー資料にはバッテリーが「24日間」持つと書いてありますが・・。
絶対に持たないです!
Huamiさん、ちょっと大げさに書きすぎです・・。
スマホと接続せずに待機状態ならありえるかも、といった感じです。
実際の連続使用時間は4日前後だと考えてください。
かなり少ない時間になりましたが、私の設定だとこんな感じでした。
例えば、常時文字盤を簡易表示できる「Always On Display」は時計としての必須機能だと思っておりますので「ON」にしていますし、手首の動きの検知は「敏感」にしておくことで見たいときに確実に文字盤のデザインが見える設定にしてあります。
充電のタイミングは30~40%くらいで、これくらいの残量があればランニング1回分の記録を残すことができるのが理由です。
走りたくなる時は突然やって来ますから、バッテリー残量には気を遣いましょう。
余談になりますが妻が「42mm」を所有しています。
同じような設定で2~3日持つとのことで、サイズの選択にはバッテリー容量も考慮する必要がありそうです。
時計の充電方法はとても簡単です。
マグネット式が採用されているので、面倒な位置合わせが必要としませんから、適当に近づけてあげるだけで勝手にくっついて接続されます。
スマートフォンの通知機能について
スマートフォンの通知を知らせてくれる機能は当然搭載していますが、接続するOSによって違いが出てきます。
これはOSの仕様によるものなので仕方が無いのですが、Androidで使用した方が通知の設定は細かく設定することが可能です。
iOSでは個別に設定できるアプリに制限がありますが、Androidはインストールされているアプリごとに設定が可能でした。
そのためiOSでは不要なアプリからの通知も送られてくるのが難点ではあります。
初心者向けの安価な価格設定
「Amazfit GTR」の一番の強みである価格設定について。2022年1月現在で税込み13,300円で買える価格は、これからランニングを始める初心者にも買いやすい価格ですし、クーポンを使用することで2,000円値引きされます!
いよいよ在庫が無くなってしまったようです。
後継機の「Amazfit GTR2e」がamazonで20,800円で販売されていて、10%オフクーポンが適用できれば18,720円で購入可能ですが、かなり高額になってしまいましたね。
話を「Amazfit GTR」に戻します。
「Amazfit GTR」はランニングに特化しているわけではありません。
日常使いを想定した商品なので、いかにもスポーツウォッチといったデザインではないので毎日つけていても違和感を感じないのが嬉しいです。
GPSの精度と測位について
アマゾンのレビューを確認すると、GPSの測位に不満を感じるユーザーがいらっしゃるようで、具体的には「GPSを補足するまでの時間が長い」「GPS精度が悪い」などの書き込みが見られます。
実際に使用した感想を言いますと、GPS測位には間違いなく時間がかかります。
以前使用していた「Amazfit Pace」と比較すると違いはあきらかで、実際に使用できるまでは待たされる感じがあります。
解決方法として、専用スマホアプリ「ZEPP」からA-GPS情報をダウンロードしておけば測位時間は大幅に短縮され、実用上の問題はなくなります。
測位精度に関しては、走ってきた道路に対して若干のブレがあるようですが、見当違いの場所に飛んでしまうようなことはありませんでした。
しかし前述した測位時間に影響しているのか、走り始めの軌跡にブレが大きいような気がしますので、安定した測位になるまで時間を要するのでしょう。
最初は気になりましたが、私が使用するときはスタートをゆっくりにすることで気にならないレベルになりましたので、今も継続して使用しています。
防水性能も安心の5ATM(5気圧防水)
防水性能は日常生活程度であれば、つけたまま水に濡らしても問題が無いレベルの5ATM(5気圧防水)を確保しています。
時計を水に浸したい場合は10ATM(10気圧防水)が必要と言われておりますので、使い方によってはより防水性能の高い製品を選ぶ必要があると思います。
不思議に思ったのが、アクティビティに「水泳」が含まれていること。
これくらいの防水性能で水泳に耐えられるのか?と思いますが、案外タフな作りなのかもしれませんね。
実際の私の使い方は湯船に入るときのみ外し、シャワーならつけたままといった使用状況です。
結構雑な使い方をしていますが、今のところは性能に変化はありませんのでご安心を。
とても精細なAMOLEDディスプレイ
ディスプレイに関しては文句のつけようがありません。
難を言えば日差しの強い屋外での視認性が悪いことですが、これは自発光型ディスプレイ共通の問題であり、現状は反射型ディスプレイでしかクリアできない問題だと思います。
反射型ディスプレイは昔のモノクロ液晶のように、明るいところでしか見えないタイプの液晶なので、暗いところではバックライトを点灯する必要があります。
旧モデルの「Amazfit Pace」「Amazfit Stratos」で採用されおり、日差しの強い屋外での使用では抜群の視認性がありました。
AMOLEDの強みは発色の良さです。
高精細なディスプレイを採用していますから、立体的なデザインの文字盤でもリアルな表現が可能で、自分好みのかっこいい時計に変えられます。
「Amazfit」シリーズには「AmazFaces」という最強のアプリがありまして、有志が作成した文字盤のデザインを自由にダウンロードができるのです。
その設定も簡単で、ダウンロードからインストールまでを「AmazFaces」が実行できますから、純正の文字盤に好みのデザインが無くても満足してもらえるでしょう。
「Amazfit GTR」に限らず、スマートウォッチは文字盤のデザインを変えることでいろんな場面に使えるところが便利だと思います。
「Amazfit GTR」まとめ
特出した性能は無いが、不満も少ないスマートウォッチ
今回紹介した「Amazfit GTR」は、基本的には日常使いをメインにしたスマートウォッチなので、スポーツに特化したものではありません。
しかしランニングを始めたばかりのころは、重視する性能が見えにくいです。
それならば、最初に日常使いを重視した選択をしておいて、使い倒してみるのはどうでしょうか。
この機能をもっと良くしたい!と感じたときに、「Amazfit GTR」がベンチマークになってくれると思います。
「Amazfit GTR」はランニングウォッチとしても使える「心拍計」と「GPS」を搭載しているので、毎日のトレーニングを記録する用途には十分な性能がありますよ。
スマートウォッチを日常使う腕時計と考えると、連続使用時間は重要です。
毎日の充電はさすがに手間なので、一週間くらいは使い続けられるバッテリー性能があれば便利に使えます。
余裕のあるバッテリー性能は、突然のランニング欲求にも答えてくれるでしょう。
少なくとも毎日充電する必要はありませんから、睡眠データの取得もバッチリ対応可能です。
文字盤のデザインも「AmazFaces」アプリを使用することで、数多くのデザインをダウンロードして試すことが可能です。
どこかで見たような有名時計のデザインから、遊び心のあるデザインなど、数多くのデザインが用意されています。
その時の気分で文字盤をチェンジして楽しみましょう。
信頼できる性能を持ちながら、その価格はAmazonで13,000円程度と安価です。
頑丈なので壊れることもないとは思いますが、日常生活でガンガン使うことができるのも性能の一つだと私は思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。