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楽天モバイルは高速と言われるが電波強度は実用的なのか?

自分用にデュアルSIMで使ってみた
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楽天モバイルのキャンペーンで回線と共に購入したスマホ「楽天ハンド」。
回線と共に新規で購入して利用していましたが、いつ頃からか電波が安定しなくなり圏外が頻発。
最終的には通話もできない状態になっていました。

購入直後は楽天モバイルの通信エリアであることと、自宅で普通に使えることを確認していたので初めから圏外だったわけではありません。

いつの間にか自宅が圏外になった件、じつはauとのローミングが関係していました。

【※この記事は2024年3月頃に掲載した記事を追記修正しています。】

楽天モバイルの電波は遮へい物に弱い特性がある

楽天モバイル回線については口コミを参考にしながら、自分の生活圏が対象エリアで使えるようになってから検討しました。
その頃の楽天は楽天モバイル加入者へ大規模なキャンペーンを実施しており、スマホ本体料金がほぼ無料なうえに楽天ポイントプレゼントという衝撃的な内容でした。

きっかけはともあれ、せっかく契約した楽天回線をバンバン使うことにしました。

使ってみてすぐに感じたのは、屋内での受信感度が悪い事です。
理由は楽天モバイルが利用する電波帯(バンド3)の特性で、反射が少なく遮へい物に弱い特性からくるものでした。

2024年3月現在でも屋内で電波が届かないことが度々あります。
木造建築の一戸建て住宅でも電波の入りが悪いなと感じますが、開業当初と比較すると雲泥の差であり、圏外になることはかなり少なくなりました。

屋外に出れば電波の弱さを感じることはほとんどありません。
車で移動していても通信が途切れるようなことはなく、開業時から比較すると現在は電波網が強化されたことがはっきりわかります。

圏外になるのはauの電波が使えなくなってしまったから

楽天モバイルは日本で最も新しい移動体通信事業者(MNO)です。

自社で電波基地局を作って通信網を提供していますので、docomo・au・SoftBankとはまったく違ったエリア網になります。

全国の膨大なエリアを自社の電波基地局でカバーするには相当な時間がかかるため、エリアが充実するまで同じ移動体通信事業者(MNO)であるau(エーユー)から電波を借りる形でサービスを提供していました。

そして2022年10月に楽天モバイルの自社提供サービスエリアは人口カバー率99%を達成し、auのローミングから自社回線へと切り替えを進めています。

しかしその結果、楽天モバイル回線を使うわが家のスマホは屋内でつながりにくくなり圏外になってしまいました。

楽天モバイルの電波は屋内へ届きにくい特性がありますが、かつてSoftBankがこれと同じ問題を抱えていました。
実はこの問題を解決したのが「プラチナバンド」と呼ばれる電波帯です。

「プラチナバンド」は反射によって遮へい物にも回り込む特性があるので、屋内でも安定したデータ通信を可能にします。
SoftBankはプラチナバンド帯を獲得し、今のような万全の体制を獲得したのです。

そして楽天モバイルも念願のプラチナバンド電波帯を獲得しました。
プラチナバンドが利用できるようになり、今までの電波帯では対応が難しかった地域を優先してプラチナバンドを展開していくようです。

楽天モバイルの今後はさらに使いやすくなると期待されています。

楽天モバイルの成長を実感するため自分用回線に変更

自宅が圏外になってしまったので使えなくなった「楽天ハンド」

じつは両親のために準備したスマートフォンだったのですが、圏外になってしまうのでは使い物になりません。

しかし楽天モバイル回線を解約してしまうのはもったいないと考えていました。
というのも楽天モバイルの回線は速度も速く、電波環境がよければとても快適に使う事ができるからです。

さらにわが家では楽天経済圏を利用したキャッシュレス決済の恩恵を受けており、楽天グループを支援する意味でも、わが家が恩恵を受けるためにも楽天モバイル回線を今後も生かしたいという事情もありました。

というのも楽天モバイルユーザーは楽天市場でのポイントアップが4倍になりますので、実質負担額を獲得したポイントを利用して下げることも可能なのです。

しかし前述した楽天モバイルの電波が弱い場所は存在しており、屋内で圏外になって通信できない事態に遭遇するとスマホの利便性に大きく影響します。

そこで圏外になったときのバックアップ回線として、今まで利用してきた日本通信SIMの回線を利用することにします。

これはいままで使ってきた電話番号を着信専用回線として確保できるのもメリットです。

この環境を構築するには2つのSIMを利用できるデュアルSIM対応スマートフォンが必要です。 私が利用しているスマートフォンはGoogleのPixel8で、物理SIMとeSIMでデュアルSIM運用ができる端末なのでこれを有効活用します。

物理SIMを日本通信SIM回線で、eSIMを楽天モバイル回線で利用する。
これで従来からの電話番号を維持しながら楽天モバイル回線をネットワーク通信で利用することが可能になるわけです。

Pixel8を使ったデュアルSIMの設定については以下の記事で説明しています。

通信料金の負担を最低限に抑える方法

これまで利用していた日本通信SIM「合理的30GBプラン」は月2,178円で、30GBのデータ通信量と70分間の無料通話が可能でした。

これからは楽天モバイルと日本通信SIMの2つの回線を使い、月額3,300円以内を目標にしたいと考えています。

楽天モバイルの料金体系

楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、使用量に応じて968円から3,168円まで変動します。

料金は以下のとおりです。

  • データ通信量3GB迄は968円
  • データ通信量20GB迄は2,068円
  • 20GBを超えれば上限は無しで3,168円

20GB迄2,068円という価格は競合他社と比較しても遜色ない価格設定です。

さらに楽天モバイルの通話料金は30秒22円ですが、楽天linkという専用アプリを使用することで無料通話が可能です。

日本通信SIMの料金プランを選択

一方のバックアップ用である日本通信SIMは「合理的シンプル290プラン」に変更しました。

このプランは1GBのデータ通信が可能で、通話料は30秒11円です。
さらにオプションを追加することでかけ放題プランも選択することができます。

290円という価格はバックアップ回線としては最適のプランです。

日本通信SIMはデータ量の追加も安い

データ通信量は不足した場合に追加することも可能です。 追加に必要な金額は1GBを220円で追加でき、不足時はデータ量を自動で追加してくれるなど利便性に優れます。

追加容量に上限を設定することができますので、使いすぎを防止できます。

慣れ親しんだ旧番号を安い通話料金で発信できるのは便利なので、日本通信SIMをバックアップ用途にするのは非常おすすめと言えるでしょう。

総額での運用コスト

楽天モバイルと日本通信SIMの2回線を使った通信費は、データ通信量と使用状況にもよりますが、月額2,468円で運用できそうです。

楽天モバイル回線のデータ通信量は現状の使い方だとテザリングを使っても10GBを超えることはありませんので、楽天モバイル回線の利用料金は2,178円止まりです。

日本通信SIMのバックアップ回線については楽天モバイルが圏外での通信がどれだけかで料金は変動します

上限は設定できますので、自動追加無しであれば290円で抑えることは可能です。
私の場合は自動追加2GBまでに設定していますので、上限まで使っても730円で収まる予定です。

楽天モバイルの使い勝手に期待したいと思います。

定期的に使用感をアップデートします

2024年8月現在、楽天モバイルの使用感はとても良好です。

今後もプラチナバンド網が整備されていく予定ですし、auのローミング契約も復活したことで圏外になることはほぼありません。

ただローミングで利用している場合の通信速度はとても遅いので非常用と行った具合。

しかし楽天モバイルの回線は違います。
ユーザー数に対して回線に余裕があるのか、通信速度はとても高速であり状況によって100Mbpsを超える通信速度をたたき出します。
※民家がとても少ない地域で測定したので理想最速値だと思われます。

デュアルSIMで運用していてもサブ回線の出番は無く、サブ回線の方は解約しても問題ないのではないかと思ってしまうくらいです。

この記事はauのローミングが無くなったタイミングで書いた記事ですが、現在の使用感は別記事の方で書いていますので、興味があればリンクから読んでもらえると嬉しいです。

楽天モバイルを有効に利用したいと思って使い始めたデュアルSIM運用ですが、楽天モバイル回線だけでは不安を感じている方への対策方法として非常に有効だと思います。

楽天モバイルはとても使いやすくアップデートしましたよ。



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